先にも発表した通り、8月現在では2021年もRIVERSIDE GROOVEを開催するという決断をしました。
2021年の幕がスタートする頃から、社会情勢はチェックしながら行政とのミーティングも重ね、イベントを開催する意味を何度も何度も話し合ってきました。
毎月予定している清掃活動もろくに出来ず、自分たちだけではなく、色んな場面で苦渋の決断を迫られる案件を嫌というほど見てきたし、体験してきました。
“未曾有の事態”といいながら、今までと同じ対策しか出来ない現状に憤りを感じながら、凸凹な分断が大きくなる渦の中で何とか希望を持とうと、もがく毎日です。
決して、開催して不安を煽りたいわけでも、感染拡大させたいわけでもないです。
芦田川のことを考えるきっかけを持って欲しくて、音楽が傍にあって欲しくて、こういうイベントでこの狭苦しくて暗闇の中のような日々の中で少しでも羽を伸ばしてほしい一心です。
何が正解か全くわからない世の中で、それぞれの正義とそれぞれの価値観を推し量るようにクラウド上に溢れかえっていて妙に何かに納得しようと不安を拭おうとしているように思います。
自分もその中の1人です。
リバサイを開催するにあたって、感染対策など、もちろん例年と同じでいい訳はありません。
発表するタイミングは見事に感染拡大する真っ只中になり、地元福山では今までにない感染者数を出しています。
政府の出す指針に則り、入場制限や感染拡大防止に関する準備も進め、少しでも不安を拭い、楽しんでもらえる場所を作ろうとスタッフと気持ちを作り準備を進める毎日です。
イベントや企画などは全て数ヶ月前の準備から始まります。
もっと言えば”やるぞ!”と覚悟することが始まりです。自分たちが楽しいだけではなく、出来るだけ賛同してもらえるような形で、多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちを持つところからです。
毎月のミーティング、感染拡大のニュース、様々なイベントの有無など見る度に何度も迷って決断してを繰り返しています。
これだけ錯綜した世の中で、それでも出来ることはやりたいと思うのは、自分のエゴもあるかも知れません。
ただ、未来に希望を見ていたいのです。
僕たちだけではない多くの人が思ってる、
“音楽が受け入れられる未来を”です。
様々な決断がある中で、幸いにも今年も出演を決めてくれたアーティスト、助力を下さる方々がいてくれます。
10月10日前後の状況が実際どうなっているかは今からでは、わかりません。最近の動向を見ていると、蔓延防止措置が終わり10月には感染者数も落ち着いているのでは?とも考えられます。
その時に何の準備もなしでは、結局何も出来ないんです。
こんな時に音楽なんてやってる場合か?なんて今回も言われるのも承知しています。
でもそのような議論は大きい災害の度に音楽に携わる人たちは何度も考えてきました。
開催の有無はこれからも悩み決断しを繰り返して行くと思います。
その決断は
“今年は断念する”
という決断になるかも知れません。
それでもやっぱり音楽は必要だと思うので、僕たちは準備を止めるわけにはいかないし、今は開催出来るという未来を夢見て前に進みたいと思います。
クラウドファンディングをお願いしたり、来場される方には感染防止対策をお願いしたりと例年より皆さんにお願いすることが多いのは心苦しいですが、思いを繋ぎ、会場では笑顔で心が繋げられるように、準備して参りますので、何卒ご協力をお願いします!
同時に、世界が早く平穏になり、奪い合うではなくて、与え合える世の中になることを祈りながら、終わりたいと思います。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
RIVERSIDE GROOVE PROJECT代表 星田 祐希
– LINK –
☺クラウドファンディングページ…muevo
☺YouTubeチャンネル… YouTube
☺開催場所詳細(市HPリンク)… マナックかわまちふれあい広場(芝生広場)